北朝鮮核実験の経歴と7回目はいつ?地震や揺れは中国日本どこまで影響?

北朝鮮の核実験の経歴 をわかりやすく紹介致します。

北朝鮮の核実験の経歴を紹介し、「北朝鮮の核実験、7回目は行われるのか?」

「北朝鮮の核実験、7回目はいつか? 」を考えてみます。

「北朝鮮 核実験 による中国地震はどの程度のものか?」「中国はどんな揺れを感じるのか?」

わかりやすく解説していきます。

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北朝鮮の核実験の経歴

北朝鮮は核実験をこれまでに6回行っています。2006年から始まった核実験をまとめてみました。

年月日・時間・北緯/東経・M=地震規模・kt=爆発規模を表示しました。

  • 2006年10月9日        10時35分28秒        41.2°/129.2     M4.9     0.8kt以上
  • 2009年5月25日         9時54分43秒         41.2°/129.2     M5.3     10〜20kt
  • 2013年2月12日        11時57分51秒        41.2°/129.3     M5.2     10kt程度
  • 2016年1月 6日         10時30分01秒        41.3°/129.1     M5.0     6〜7kt
  • 2016年9月 9日          9時29分57秒         41.3°/129.2     M5.0     10kt程度
  • 2017年9月 3日         12時29分57秒        41.3°/129.       M6.1     50〜70kt以上

北緯/東経は震源地を表しています。

震源地は、北朝鮮の核実験施設のある北朝鮮北東部の豊渓里(ぶんげり)付近とされています。

キロトン【kiloton】

メートル法で、質量または重さの単位。1tの1000倍。記号はkt。1ktは1000t.

原子爆弾や水素爆弾などの破壊力の強さを表すエネルギーの単位。

コ トバンク—参照

9月3日の核実験で使われた爆弾は、広島に落ちた原爆の約10倍の威力があると発表されました。

原子爆弾より威力の大きい水素爆弾ではないかと発表されています。

7回目の核実験はいつか考える

「北朝鮮核実験やミサイル実験は祝日に関係している。」とよく言われます。

ここで、以前、紹介した北朝鮮の祝日をもう一度見てみましょう。

  • 11 正月
  • 216 光明星節=金正日誕生日
  • 旧正月 旧正月=太陰太陽暦の正月
  • 小正月 小正月=太陰太陽暦の1月1日(年により変動する)
  • 38 国際女性デー
  • 415 太陽節=金正日誕生日
  • 425 建軍節=朝鮮人民創建記念日
  • 51 メーデー
  • 66 朝鮮少年団創立節
  • 727 祖国開放戦争勝利記念日=北朝鮮ではアメリカ帝国主義に「勝利」した日としている。
  • 815 祖国開放記念日=日本による植民地支配が終結した日
  • 825 先軍節=金正日総書記が先軍政治を始めた日。
  • 99 建国記念日=1948年に北朝鮮が建国された日。
  • 旧暦815 ハンガウィ=日本の十五夜
  • 1010 朝鮮労働党創設記念日=北朝鮮の政党労働党が1945年に創立した日。
  • 1116 母の日
  • 1227 憲法記念日=北朝鮮の社会主義憲法が1972年に最高人民会議デー採択される。

 

2017年のミサイル実験の日と祝日を照らし合わせてみる

*ミサイル実験のあった日=その日に近い祝日で表します。

  1. 2月12日 =2月16日 光明星節
  2. 3月6日
  3. 3月22日
  4. 4月5日
  5. 4月16日=4月15日 太陽節
  6. 4月29日=4月25日 建軍節
  7. 5月14日
  8. 5月21日
  9. 5月29日
  10. 6月8 日
  11. 7月4 日
  12. 7月28日 =7月27日 祖国開放戦争勝利記念日
  13. 8月29 日=8月25日 先軍節

過去の核実験の日と祝日を照らし合わせてみる

  1. 2006年10月9日=10月10日 朝鮮労働党創設記念日
  2. 2009年5月25日
  3. 2013年2月12日=2月16日 光明星節
  4. 2016年1月6日
  5. 2016年9月9日=9月9日 建国記念日
  6. 2017年9月3日=8月25日 先軍節、9月9日建国記念日

北朝鮮核実験7回目のの具体的な日時を考える

最近は、9月9日が注目されていましたが、9月9日は無事過ぎました。

しかし、残念ながら北朝鮮の軍事実験は、まだ続くと思われます。

10 10 朝鮮労働党創設記念日、12月27日 憲法記念日の前後のは、気になります

また、実験の日は祝日付近以外にも、たくさんあります。

アメリカが軍事演習をする時、北朝鮮への制裁が発表される時。

このような時は、気を付けて見守っていく必要があるでしょう。

北朝鮮核実験による中国の地震と揺れ

9月3日、中国では北朝鮮の核実験による、揺れが2度ありました。

  • 1回目の揺れ

北朝鮮の豊渓里付近で午後0:30(日本時間)ごろ、爆発によるとみられるマグニチュード6.3の地震があった。

  • 2回目の揺れ

その8分後午後0:38にもほぼ同じ場所でマグニチュード4.6を観測した。

2度目については「陥没による地震」としており、核実験の影響で崩落が起きた可能性もある。

中国地震局の発表

北朝鮮との国境付近の中国東北部の各地では、多くの住民が強い揺れを感じて騒然となりました。

中国の吉林省はもともと地震の少ない地域で、住民は、揺れを感じると「北朝鮮の核実験だ。」

と考える様になってしまったそうです。

また、放射能汚染を危惧する声も上がっています。

北朝鮮で実験された核は水素爆弾と推測され、その爆発規模は広島の10倍といわれています。

北朝鮮核実験による日本の地震と揺れ

広島の原爆被害では、14万人の死亡者が出ました。

爆心地から半径500mの場所にいた人はほぼ100%に近い数値で命を奪われました。

爆風は半径11km迄届き、建物の崩壊は半径2㎞まで及んだそうです。

そして直接放射能被曝は爆心~2km地点までと記録されています。

単純にではありますが、この10倍の被害が考えられるのです。

9月3日、日本では北朝鮮核実験による地震の被害は報告されていません。

しかし、日本はもともと地震の多い国です。

6年前の東日本大震災から頻繁に地震が報じられています。

先日も大きな被害はなかったものの、福岡県や秋田県で地震がありました。

中国で報じられた、2回目の地震は地盤が滑落したためのものでしたね。

度重なる実験で地殻の変動は起きているはずです。

また、北朝鮮核実験に近い日本海の漁場は放射能の被害も考えられます。

本当に、不安が絶えません。

1日も早く、北朝鮮の核実験が中止され北朝鮮だけでなく世界中から核が無くなる事を願います。

もっと北朝鮮の核実験の経歴 、7回目はいつ?中国の地震や揺れなどについて詳しく知りたい方は

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