北朝鮮戦争を予想、シュミレーションします。
北朝鮮戦争はいつ開始?北朝鮮戦争での日本被害は?これらを予想してみます。
北朝鮮戦争 と株価の関係についてもわかりやすく解説します。北朝鮮戦争による株価の変動は?
北朝鮮戦争のシュミレーションをご覧ください。
Contents
北朝鮮戦争をシュミレーションする
緊急速報
8月29日、私は、携帯電話の緊急速報のアラームで起こされました。
けたたましい、音と共に避難情報が届きました。
午前6:02:25
『政府からの発表』
「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。
頑丈な建物や地下に避難して下さい。」
(総務省 消防庁)
というものでした。
テレビをつけると、どのチャンネルもJ-アラートの赤、黒、白の文字だけの画面。
アナウンサーの緊迫した声が響いていました。
我が家があるのは、北関東。テレビで注意勧告がでた県です。
古くからの家が並ぶ住宅地で、私の家は木造の築50年近い家。
近所で丈夫な建物と言ったら、隣にある銀行くらいでした。
その銀行も家から外に出なくては行けないし、まだ朝の6時です。
開いているわけもありません。とりあえず、寝ている家族を起こしました。
そうこう、しているうちに、2回目の緊急速報がメールで届きました。
午前6:08:29。
今度のメールのタイトルは
『ミサイル情報』
「北朝鮮から弾道ミサイルが発射されました。日本領域内に落下する可能性があります。
頑丈な建物や自宅のドア、窓を閉めて、窓から離れて避難してください。
テレビ、ラジオなどから情報収集に努めてください。(○○市)」
「あ、窓を閉めると少しはいいんだ。」
と思い、開いていた窓、雨戸を閉めて回り、家族とテレビに注目していました。
テレビで、「ミサイルが通過した。」との情報が流れるのとほぼ同時に、また、メール。
午前6:14:17。
「ミサイル通過。ミサイル通過。先程、この地域の上空をミサイルが通過した模様です。
不審な物を発見した場合には、決して近寄らず、直ちに警察や消防などに連絡して下さい。」
というものでした。
「あ~。通り過ぎたんだ。」
テレビは太平洋にミサイルが落下したことを伝えていました。
そこへまた、メールが。
午前6:24:32。
2度目の
「ミサイル通過、北海道地方から太平洋へ通過した模様です。(○○市)」
とありました。
Jーアラートとは
人工衛星と市町村の防災無線を利用して緊急情報を伝える「全国瞬時警報システム」の通称。地震や津波、弾道ミサイルの発射など、すぐに対処しなくてはならない事態が発生した際に、国から住民に直接、速やかに情報を知らせることを目的に、総務省消防庁が整備。2007年から運用している。
コトバンクーhttps://kotobank.jp/ー参照
このように、緊急時には「Jアラート」などから各放送局へ。
携帯電話などを使って個人へ。ミサイル情報などが届くようです。
実際にミサイルが発射されてから、4分後に最初のメールが届きました。
2回目のメールが届いた6時8分には、ミサイルは海に落下していたようです。
私の家に落下していたら、結局、何もできなかったのです。
先週から、北朝鮮に関することを書いていたので、ニュースやネットなど、気を付けていました。
でも、そんなに危機感はありませんでした。8月26日の朝、避難情報のアラームを聞くまでは。
まさか、私の家の付近にもミサイル落下の可能性があるとは思ってもみませんでした。
北朝鮮戦争の日本被害は?

ここで改めて、北朝鮮戦争の日本への被害を考えてみます。
前回、狙われやすい場所としてあげた、米軍基地を紹介します。
日本の米軍基地
全国で米軍専用のもの。
共用施設、一時利用ができる施設を全て足すと、134施設あるそうです。
以下に所在の都道府県名をあげてみました。
米軍専用基地のある都道府県
- 青森県
- 埼玉県
- 東京都
- 神奈川県
- 静岡県
- 京都府
- 広島県
- 山口県
- 福岡県
- 長崎県
- 沖縄県
米軍専用の基地は11県にあります。
米軍専用・共用施設・一時利用施設のある都道府県
- 北海道
- 青森県
- 山形県
- 岩手県
- 宮城県
- 群馬県
- 茨城県
- 埼玉県
- 千葉県
- 東京都
- 神奈川県
- 静岡県
- 山梨県
- 石川県
- 新潟県
- 兵庫県
- 滋賀県
- 鳥取県
- 岡山県
- 広島県
- 山口県
- 福岡県
- 長崎県
- 宮崎県
- 大分県
- 熊本県
- 佐賀県
- 沖縄県
このように、日本の半分以上の都道府県に米軍が利用できる施設があります。
原子力発電所
また、原子力発電所も狙われる可能性が高いのでは。と今日のニュースなどから感じました。
威力の小さいものでも、原子力発電所に落下すれば、核ミサイルの様な被害が考えられるのです。
以下に日本の原子力発電所をあげてみます。
- 北海道泊
- 青森県東通
- 宮城県女川
- 福島県第一、第二
- 茨城県東海
- 新潟県刈羽
- 石川県敦賀
- 静岡県浜岡
- 福井県美浜、高浜
- 島根県島根
- 京都府大飯
- 香川県伊方
- 長崎県玄海
- 鹿児島県川内
人口密集地
人口の多い所、多くの機能の中心となる地域は考えなくてはいけないでしょう。
- 東京都
- 大阪府
- 神奈川県
- 愛知県
- 福岡県
などがあげられます。
これらを見ると、日本全国に想定できる場所が、ある。ということになるのではないでしょうか。
北朝鮮戦争と株価の関係
戦争による日本への被害として経済の悪化などもあげられます。
戦争と経済、株価について、ご紹介します。
戦争では、兵器や銃弾などが必要になります。そのことが株価にも大きな影響を与えます。
戦争が起きると考えられると、軍事、防衛関係の会社は間違いなく株価が上昇するでしょう。
日本では、アメリカの様なに表立って武器を造る企業はありません。
ただ、警戒装置なの機器メーカー、防護マスクのメーカー等は、株価が上昇しているようです。
太平洋戦争、朝鮮戦争、イラク戦争などでも、防衛、軍事関連の銘柄は株価が上昇したそうです。
また、最近の日本の平均株価は、少しではありますが、下がっています。
国の先行きの不安が、その国の株価を下げます。
今日のミサイル発射後、日経平均株価は、87円安となりました。
一時は140円安まで、下がったそうです。
全体的な、株価は下がる。軍事、防衛企業の株価が上がる。
この2つが戦争の危機感と連動しているようです。
北朝鮮戦争開始を考える
北朝鮮は慶祝の日に前後して、ミサイル発射や核実験が行っているようです。
それに応じて、アメリカや韓国が軍事制裁を行った時に戦争開始ではないかと思われます。
北朝鮮の記念日を振り返ってみましょう
- 1月1日 正月
- 2月16日 光明星節=金正日誕生日
- 旧正月 旧正月=太陰太陽暦の正月
- 小正月 小正月=太陰太陽暦の1月1日(年により変動する)
- 3月8日 国際女性デー
- 4月15日 太陽節=金正日誕生日
- 4月25日 建軍節=朝鮮人民創建記念日 1948年2月8日とされていた。
- 1978年以降は、金日成が満洲で抗日遊撃隊を組織したとされる、1932年4月25日に変更された。
- 5月1日 メーデー
- 6月6日 朝鮮少年団創立節
- 7月27日 祖国開放戦争勝利記念日=朝鮮戦争が、休戦した日。北朝鮮ではアメリカ帝国主義に「勝利」した日としている。
- 8月15日 祖国開放記念日=日本による植民地支配が終結した日
- 8月25日 先軍節=金正日総書記が先軍政治を始めた日。
- 9月9日 建国記念日=1948年に北朝鮮が建国された日。
- 旧暦8月15日 ハンガウィ=日本の十五夜
- 10月10日 朝鮮労働党創設記念日=北朝鮮の政党労働党が1945年に創立した日。
- 11月16日 母の日
- 12月27日 憲法記念日=北朝鮮の社会主義憲法が1972年に最高人民会議デー採択された日。
Wikipedia―https://ja.wikipedia.org/wiki/―参照
先日の記事では、8月15日と9月9日しか、ふれていませんでした。
申し訳ありません。
8月25日も北朝鮮にとっては、祝日でしたので、26日にミサイル発射となったのでしょう。
その他にも、北朝鮮の軍事行動は表記されている祝日の前後に行われています。
そして、昨日8月29日は、米韓合同軍事訓練に対する北朝鮮の抗議だったようです。
一番、近くの祝日は、9月9日の建国記念日です。
この日を前後して、北朝鮮は都市を狙わなくとも、ミサイル発射は行われるでしょう。
今回のミサイル発射で、各国から北朝鮮への非難の声は更に高まっています。
北朝鮮からもアメリカからも戦争は仕掛けない

「核兵器の実験、開発をしたら、経済制裁を加える。」
とした、アメリカ大統領の発言があっても、北朝鮮の、ミサイル発射実験は続いています。
しかし、この北朝鮮の行動は、「挑発行為ではない。」との意見があるようです。
北朝鮮はさかんに米国を威嚇するような声明を発しているが、あれは米国に「どんどん攻めてこい」と挑発しているのではなく、逆に「自分たちを攻撃したらただでは済まさないから、絶対に攻撃してくるな」というように「けん制」しているにすぎない。(中略)体制の崩壊に直結する対米戦争を自分から仕掛ける可能性は極めて低い。つまり、北朝鮮側から戦争になることは考えにくいということになる。
NewsWeek日本版ーwww.newsweekjapan.jpー参照
また、アメリカ側も、「先制攻撃をする」とは明言していない。というのです。
今日のミサイル発射も太平洋への落下でした。
その後、行われた国連軍縮会議では、やはり北朝鮮は各国からの非難は避けられませんでした。
日本政府からも北朝鮮に「厳重抗議」がされました。
北朝鮮戦争開始への緊張感は拭い去れません。
しかし、戦争開始するには自国の滅亡も考えなければなりません。
最近は、戦争が開始されると、1日で、韓国だけで6万人の死者が出ると言われているそうです。
アメリカ、もしくは韓国からそして北朝鮮からも戦争開始を考えたくはないはずなのです。
昨日8月29日のミサイル発射。
これから、ますます北朝鮮に対する批判の声は高まるでしょう。
しかし、北朝鮮を挑発してしまったならば、更に軍事攻撃や大きな実験をするでしょう。
絶対に戦争は起こしてはいけません。
これからの日・米・韓をはじめとする各国の外交手腕が「戦争の回避」
に力を発揮することを願うばかりです。