9月3日に北朝鮮6回目の核実験を行った場所を紹介致します。
また、北朝鮮の 核実験 6回目 に、トランプ 大統領はどう反応したのか?
そして北朝鮮 の核実験 6回目 に対するアメリカ、トランプ政権の対応は?
北朝鮮 の6回目の核実験 への中国 とロシアの反応 と対応も解説していきます。
Contents
北朝鮮 核実験 6回目 の場所は?
北朝鮮は、9月3日、日本時間の午後0:31分頃、6回目の核実験を強行しました。
核実験は2016年9月9日の建国記念日以来、1年ぶりでした。
北朝鮮は9月3日午後3時(日本時間午後3時半)、朝鮮中央テレビでこのことを報告しました。
「大陸間弾道ミサイル(ICBM)装着用の水素爆弾の実験で完全に成功した。」
とのことでした。
核実験の場所は核実験場のある咸鏡北道吉州郡豊渓里(プンゲリ)周辺で行われました。
YOMIURI ONLIN-www.yomiuri.co.jp/-参照
アメリカの反応
初めにこの北朝鮮の6回目の核実験に対するアメリカの反応を見てみましょう。
トランプ米大統領はツイッターで「米国にとり、非常に敵対的で危険」と批判しました。
さらに中国へも「北朝鮮に自制を促してきた中国は「脅威と屈辱」だ。」
また、「中国の取り組みはわずかな成果しか上げていない」との書き込みもありました。
更に、対話での解決には難色を示しました。
しかし、これはトランプ大統領個人の意見です。
トランプ政権としては、話し合いも含め、様々な対応を検討しているようです。
アメリカの対応
9月3日の核実験直後、アメリカでは緊急会議が持たれました。
アメリカのマティス国防長官は「我々は、いくつもの軍事的選択肢を持っている。それらを大統領に説明した。」
と記者会見で話しました。
では、今回の核実験にどう対応するか?
アメリカが考える軍事行動、対話、経済制裁、それぞれの案について紹介します。
アメリカが考える北朝鮮への対応
(1).軍事行動
- 北朝鮮の核施設などをピンポイントで空爆する
- 北朝鮮のあらゆる軍事施設を一斉攻撃する
- 金正恩氏など北朝鮮の要人を暗殺する秘密作戦を決行する
(2).対話
- 北朝鮮の核・ミサイル開発凍結を条件に、アメリカが北朝鮮を「核保有国」と認定する
(3).経済制裁
- 北朝鮮への石油の輸出禁止する
- 北朝鮮と取引する中国やロシアの企業への制裁
東京新聞9月5日付参照
中国の反応
次に、中国の反応と対応を見ていきましょう。
中国外務省は、「国際社会の反対を顧みず、再び核実験を行った。中国政府は、断固反対し、強く非難する。自分の利益にならない間違った行動をやめるべきだ」
と9月3日の核実験後に、北朝鮮に対して非難声明を出しました。
中国の対応
中国政府は北朝鮮への石油供給停止を含めた新たな経済制裁案を模索している様です。
中国は、北朝鮮の唯一の同盟国です。
北朝鮮と諸外国とのパイプ役でもあるのでしょう。
その様な中で、前述のトランプ大統領のツィートのように、「北朝鮮の暴走は、中国の責任だ。」
とでもいう様な批判も受けています。
そのことに対し、中国は関係各国すべてが問題解決にあたる必要があると主張してきました。
「中国のみで経済制裁を行うのではなく、アメリカやロシア他、関係諸国の協力を得たい。」
と考えているようです。
ロシアの反応
今度はロシアの反応と対応を見ていきましょう。
9月3日、プーチン大統領は「国際的な核不拡散体制を破壊し、国連安全保障理事会の決議と国際法に違反し、地域の平和と安定に脅威をもたらすものだ」
と北朝鮮の核実験を非難しました。
ロシアの対応
プーチン大統領は非難声明の一方で、
『朝鮮半島問題をめぐる危機を解決するには「政治的、外交的な手段しかない」』
とも強調して発言しています。
『国際社会は「感情に流されてはならない。冷静でバランスのとれた行動をとる必要がある」』
と呼び掛けました。
ロシア政府は北朝鮮への軍事的制裁や強行な経済制裁は避けたい。と考えている様です。
北朝鮮建国記念日
明日は、9月9日。北朝鮮建国記念日です。
日本の建国記念日もあやふやになることがあるのに、北朝鮮の建国記念日を覚えてしまいました。
「明日も、北朝鮮は、何かするのか?」
機が気ではありません。
先ほど「北朝鮮の代表がスイスでアメリカの元高官と極秘で会見するのでは?」
とのニュースが流れました。
この対話が今回の北朝鮮問題の解決に向かうきっかけになってほしいです。
私達は、誰もが生存の権利を持っています。
為政者が権力誇示のために、誰かを殺す権利などないのです。
そんな思いが、北朝鮮に世界の隅々にまで届くことを願っています。
近日中にまた、北朝鮮問題についての記事を公開し致します。
もっと北朝鮮核実験の6回目の場所、アメリカ・ロシア・中国の反応と対応を詳しく知りたい方は
→北朝鮮核実験6回目の場所やアメリカ・ロシア・中国の反応と対応などの詳細はコチラ